2009年7月01日
夏バテ防止対策「体力の貯金」:高垣誠
暑いのは苦手だ。ついエアコンをかけっぱなしにしたり、暑いのを理由にビールを余計に飲んでしまったりする。自分の意志が弱いせいなのだが、おかげで毎年性懲りもなく夏バテしてしまう。
まあ、記者が夏バテしてもたいした影響はない。でも、プロ野球選手が夏バテしてしまっていては仕事に深刻な影響が出るというものだ。
きっと彼らはそうならないような対策を行ったり、夏バテ防止のノウハウを持っているはず。自分の夏バテ対策にも活かそうという下心もいっぱいに、選手や関係者に聞いてみた。
緒方 特に対策はないね。睡眠と食事でしょう。食べられなくなったら食べやすい鍋物をするとか、食欲が落ちないように工夫はしているけどね。
栗原 多少食欲は落ちますよ。だからバランスよく食べたり、プロテインを多く摂ったりとか。エアコンもなるべくかけず、窓を開けたりすることもありますね。
なるほど、なんの対策も意識もない記者とはえらい違いだ。で、こんな選手のコンディショニングを担当するアスレチックトレーナーも大変なのだ。
鈴川アスレチックトレーナー 夏場はトレーニングの負荷をかけすぎてもいけないんですが、かといって負荷をかけないと後で響いてくるんです。
どういうことかといえば、8月後半から9月初旬が体の疲れも一番出やすい時期なんだそう。そこを乗り切るためには、6月~7月にかけてある程度の負荷をかけたトレーニングしておく必要があるのだという。ペナントレースの勝負所でバテが出てしまっては困るから、体力の“貯金”をしておくようなイメージか。とはいえ、目の前の試合、プレーで活躍させてあげられるコンディションも作ってあげたい気持ちもある。アスレチックトレーナーとしては、二律背反した命題との間で悩ましいのだとか。
最終的には選手個人にメニューを提示して、やるのか少しペースを落とすのか判断してもらうことになるそうだが、プロ野球選手にとってコンディション作りがどれだけ大切か分かる。
記者も今後はしっかり自制しよう。この缶ビールを飲み終わったら。いや、やっぱり明日からにしようかな…。
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