2008年11月11日
母校の後輩に負けるなよ:網孝広
今年のドラフトでカープは亜大・岩本貴裕外野手(22)ら野手2人、投手2人の合計4人を指名した。
即戦力2人に将来性2人のドラフト。岩本、2位の中田廉投手(18=広陵)、3位の小松剛投手(22=法大)と狙い通りの選手をとれたことは、球団にとって“満点”のドラフトと言えるだろう。
ドラフト指名選手の一覧を見ていて気づいたことがある。福岡工大城東、千葉経大付の両校の出身者が3人ずつ指名された。横浜1位の松本啓二朗外野手(22=千葉経大付-早大)、阪神2位の柴田講平外野手(22=福岡工大城東-国際武道大)らだ。
昨年の高校生ドラフト1位の安部友裕内野手は福岡工大城東、同3位の丸佳浩外野手は千葉経大付出身。2人の1学年下の後輩も指名された。巨人3位の斎藤圭祐投手(18=千葉経大付)、巨人5位の笠原将生投手(17=福岡工大城東)だ。
当然、先輩の意地を見せなければならない。巨人3位の斎藤は最速145キロ。丸は「後輩なんですけど、あんまり打った記憶がないんですよね。フォークがいいんですよ」と振り返る。丸と斎藤は小学校時代からのライバル? で、当時のソフトボールでも打った記憶があまりないとか。プロではしっかり打ち返してほしいものだ。
巨人5位の笠原は190センチの長身右腕。「練習中に対戦すると、かなり見下ろされました。でも結構打ちましたよ」と安部の方は自信ありげ。安部が高3の夏、2年の笠原はベンチにも入ってなかったという。1年を経て、同じ土俵に上がる後輩に向け「次も打ちたいですね」。早めの宣戦布告? をしながら笑った。
安部、丸ともに今季1軍出場はなし。2人に共通しているのは「先に1軍デビューされたら悔しい」という気持ちだ。“先輩の意地“をモチベーションに、2人の1軍デビューを心待ちにしたい。
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