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   <title>コラム_野球：Ｃ調気分でどんとコイ！</title>
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   <updated>2009-11-17T02:41:19Z</updated>
   <subtitle>Ｃ調気分でどんとコイ！</subtitle>
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   <title>無駄な時間を作らない！監督の姿勢：酒井俊作</title>
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   <published>2009-11-11T12:37:55Z</published>
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   <summary>　ビジネス誌に「デキる男の時間管理術」なんて特集が組まれていれば、カープの野村謙...</summary>
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      　ビジネス誌に「デキる男の時間管理術」なんて特集が組まれていれば、カープの野村謙二郎新監督が選ばれてもおかしくない。猛練習が復活した宮崎・日南秋季キャンプを取材していて象徴的な１コマがあった。
      　１１月上旬。中継プレーなど実戦的な守備練習を終えると、直後にフリー打撃がメニューに組み込まれていた。スタッフが打撃ケージなどを設置している間にも、ナインはマウンド付近に集まって１０分近く、プレーの確認を繰り返した。

　指揮官は「セットしている時間を使える。いろいろ話もできますから」と振り返った。いつだってそうだ。無駄な時間を作らない。グラウンドで移動する際には、自ら率先して駆け足で動く。機敏に動き、ナインもまた足を止めている時間は少ない。新体制になり、天福球場に、ほどよい緊張感をもたらしている。

　野村監督の“姿勢”を示す、印象的なひと言もあった。マツダスタジアムで行われていた秋季練習。１日を振り返る報道陣との囲み取材の直前だった。「まだ練習をやっている選手はいるか？」。グラウンドで汗を流す選手がいれば、取材を受けることよりも、何よりも練習をチェックすることを最優先する－。そんなスタンスが如実に表れていた。それは秋季キャンプでも変わらない。ブラウン体制下では、練習途中に囲み取材を受けるケースもあったが、野村体制では原則的に練習終了後。選手の一挙手一投足を見逃すまいとする指揮官の情熱が表れている。
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   <title>ドラフトはいつもドラマチック：高垣誠</title>
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   <published>2009-11-05T05:04:34Z</published>
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   <summary>　実に久々にドラフト会議を取材した。品川駅前から石榴坂を上っていくと、会場のグラ...</summary>
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      　実に久々にドラフト会議を取材した。品川駅前から石榴坂を上っていくと、会場のグランドプリンス新高輪ホテルに着く。１９９４年にオリックスを担当していたとき以来と思うが、各球団が打合せをする部屋やメーンの会場など、歩き回っているうちに当時の記憶がよみがえり、懐かしい気分に浸った。
      　当時と違っていたのは、会場内にファンの観覧席が１０００席設けられていたことだ。新たなチャレンジがどう受け取られるのかも興味深いところだ。

　担当記者としては、広島が１位で今村を単独指名できるのかにまず注目。担当の田村スカウトは熱心に今村のことを追いかけていた。歩いて一緒に会場に向かいながら、同スカウトは「（今村の）ボールはすごいものがありますよ。単独でいけるかな…いきたいですね」とソフトバンクとの競合の可能性があっただけに気をもんでいた。それだけ今村という選手の能力に惚れ込み、どうしても獲りたいのだという気持ちがよく分かった。

　結果はソフトバンクが今村ではなく今宮を指名したことで、広島は狙い通り今村の単独指名に成功した。田村スカウトは、ソフトバンクの指名選手名が「いま…」と出て「みや」と呼ばれた瞬間にガッツポーズをしたらしい。

　広島は２位で堂林も指名した。プレスルームで、他社の担当記者と指名を待ちながら「２位で堂林も獲れたら甲子園の春夏のＶ腕両獲りだなあ」と話していたら、本当にそうなった。３位以下でも理想的な指名ができて、松田オーナーも野村監督も会議後は満面の笑みだった。同オーナーは、昨年岩本を単独指名した前夜に食事した同じ店で食事を取り、ドラフト当日は野村監督が出陣前に円陣を組もうとしたが「変わったことはしないほうがいい」と、ゲンをかついだ。

　１２球団の思惑と駆け引きが入り交じったドラフト会議。各スカウトの悲喜も凝集されたプロ野球界の一大イベントは、１５年経っても変わらず、やっぱりドラマチックだった。
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   <title>球団史に花を添えるプレゼンター：酒井俊作</title>
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   <published>2009-10-22T11:09:18Z</published>
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   <summary>　あるいは、カープの球団史に花を添えるプレゼンターとしては最適なのかもしれない。...</summary>
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      　あるいは、カープの球団史に花を添えるプレゼンターとしては最適なのかもしれない。シーズンを終えた１０月１０日の夜。ナイン、裏方らが一堂に会した慰労会でもっとも手荒い“祝福”を受けたのは大竹だった。緒方の引退試合で、わずか１得点の援護を守りきって会心の完封勝利を挙げた。
      　「野村さんの２０００本安打の試合、佐々岡さんの引退試合でも投げさせてもらえたけど、同じくらいの緊張感がありました。抑えられて自信になりました」

　カープの歴史を支えてきた功労者の区切りの１戦に先発で立会い、いずれも白星で飾っていた。ジンクスはこの日も生きていた。ゲームセットの瞬間、無邪気な笑顔を見せ、ガッツポーズを連発した。０９年のフィナーレ。僕が広島に赴任して、間もなく１年がたつ。これほど早くシーズンが過ぎたのは初めてだった。

　昨年１１月。まるで地面から両足が生えているかのような、ドッシリとした大竹のキャッチボールを見て凄みを感じたのが、カープ担当としての僕のスタートだった。とにかく、タフネスぶりを見せつけられた１年間だった。今季は自己最多の１８５回２／３を投げ、５年連続で規定投球回数を超えた。広島では１２年連続の北別府がいるが、現役では、横浜三浦の６年連続に次いでリーグ２位の好記録だ。

　日常生活でも「番長イズム」を貫いた。今季、球宴後から取り入れたのは、食生活の改善だった。マラソンなど、持久系スポーツの選手が行っている「グリコーゲン・ローディング」を実施。簡単に言えば、本番の数日前から炭水化物を多量摂取する食事法だ。大竹も「三浦さんから教わったんです。登板直後は肉を食べて、２、３日前からコメを食べるようにしているんですよ」と明かす。

　運動時のエネルギー源として使われる炭水化物を多く蓄えることで、登板時にスタミナ切れを起こさない。しかも投げた直後は、筋繊維が破壊されており、その修復に使われるアミノ酸が多く含まれた肉を食べるというのだから、栄養学的にも理にかなっている。球界の大先輩から「タフネスの流儀」を学んでいた。

　長らく精神面が課題だと言われてきたが、自身の１０勝目をかけた最終登板で重圧をはねのけた。「この日の登板が決まったときから、すごく張り詰めていました」。まさにメンタルの勝利だった。そして、緒方の引退を飾る快投。めぐり合わせというべきか、なんとも粋な締めくくりだろうか。
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   <title>来季こそブラウン監督と英会話したい：高垣誠</title>
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   <published>2009-10-14T04:05:38Z</published>
   <updated>2009-10-14T04:06:38Z</updated>
   
   <summary>　私は英語が話せない。取材の数々の場面で、英会話を勉強しておけば良かった、と思っ...</summary>
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      　私は英語が話せない。取材の数々の場面で、英会話を勉強しておけば良かった、と思ったことはこれまで数知れない。
      　芸能担当記者だったころ、世界の音楽史に名を残す超大物アーチストが来日した。彼を追って、京都駅で待ちかまえ、金閣寺で出待ちして、最後は関空で見送った。関空にはテレビ局や新聞、雑誌の取材陣がその離日の様子を伝えようと大挙して押しかけた。とうとう出発ゲートから姿を消す、というとき、なにかコメントを求めなければと思った私は、貧弱な英語の語彙をかきあつめて声をかけ「最後に日本のファンにメッセージを」と質問した。その言葉に、彼は振り向いてニッコリ笑い、しっかりと答えてくれた。何を隠そう、私にとってそのアーチストは憧れの的。その彼が質問に答えてくれただけで、もう有頂天である。

　ところが、大きな問題があった。上機嫌でコメントしてくれたのはいいが、ほとんど意味が聞き取れないのだ。自分のヒアリング能力のなさを呪ったのは言うまでもないが、幸い取材陣は大勢いる。中には英語の達者な人もいるだろうと安心して聞き逃し、彼を見送ってから周囲の人に「なんて言ってました？」と尋ねた。ところが、そのときいた取材陣はだれも英語が達者ではなかった。互いに顔を見合わせて、どこか気まずい苦笑いの輪が広がった。私の決死の質問も、こうして無惨な結果に終わったのだった。

　というような経験をするたび「よし、英会話の勉強をしよう」と決意するのだが、日本の日常生活では英語を必要としないので、すぐに決意を忘れてしまう。

　広島担当になって、ブラウン監督に直接話が聞きたくても聞けない自分が悲しかった。せめて「貴方とは同じ年齢なんだよ」と話しかけてみたかったのだが、その話をする前に、彼は広島を去ることになった。

　１シーズンしかつきあっていないが、ブラウン監督はチームが惨敗しても試合後の取材にはきっちり対応してくれた。感情的になる場面もなかったわけではない。しかし、総じて紳士的だった。「日本は好きだよ。友人もたくさんできたし、日本で仕事があれば喜んで」と話すブラウン監督は、来季、楽天のユニホームを着て野村カープと交流戦で対戦するかも知れない。その機会があれば、遅ればせながら「同い年なんですよ」と話しかけてみたい。

　ちなみに、冒頭の超大物アーチストとは、元ビートルズのポール・マッカートニーである。英語力のなさゆえに、恐れ多くも「ヘイ　ポール！」なんて呼びかけられたのだと、今も思い出すたびに赤面してしまうのである。
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   <title>ワンプレーに執念を燃やす男：酒井俊作</title>
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   <published>2009-10-02T13:51:48Z</published>
   <updated>2009-10-02T13:55:03Z</updated>
   
   <summary>　クライマックスシリーズ進出争いは、いよいよ１０月に突入する。最後の最後まで結末...</summary>
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      　クライマックスシリーズ進出争いは、いよいよ１０月に突入する。最後の最後まで結末は読めない。５連敗して絶望感に打ちひしがれたカープも、横浜戦３連戦で３連勝し、息を吹き返した。数字的には厳しいが最善を尽くすのみ。２日からの関東遠征がカギになる。
      　ありふれたワンプレーに執念を燃やす男がいる。３９歳の石井琢朗だ。９月中旬のマツダスタジアム。試合前練習が始まる前だった。一、二塁間でのダッシュを終えると、トンボを手に取り、整備されていたグラウンドをならした。自ら守ることのない二塁定位置あたりを入念に５分…。グラウンドキーパーからはトンボの先端についた土を落とす道具を借りていた。トントンと、土をはたくと再びトンボを手に取り、さらに５分近くなだらかにならす。

　これが終われば、今度は自らの守備位置である遊撃周辺も丹念にトンボで整地する。実に１５分以上もグラウンドの整備に費やした。野球選手はノックを受けたあとなど、トンボで土をならすものだ。しかし、あそこまで丹精込めて整備するのは珍しい光景だった。石井は「おまじないだよ、おまじない！　イレギュラーバウンドしないようにっていうね。走ったあととか（デコボコが）できてしまうから」と言った。

　確かにそうなのだ。夏過ぎくらいから、イレギュラーバウンドして野手がゴロをはじいたり、そらしたりするシーンが目立っていた。試合終盤なら、ワンプレーが致命傷になりかねない。そんなリスクを排除するための周到な準備。まったく目立たないのだけれど、そこにはチームの勝利を願う気持ちがあふれている。

　昨年１１月。横浜を戦力外になり、広島入りした際に松田オーナーは期待を込めて言った。「優勝を経験しているベテランが内野に１人いればいい。プレッシャーがかかるなか、下支えしてくれる選手。シーズン終盤の順位が競ったときにすごく役に立つと思う。苦しさに耐えうるね」。その真意が分かった、初秋の一日だった。【酒井俊作】
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   <title>赤松、第１子誕生を励みに：高垣誠</title>
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   <published>2009-09-22T07:18:46Z</published>
   <updated>2009-09-22T07:19:34Z</updated>
   
   <summary>　これまであちこちの部署を異動してきたが、記者としてもプロ野球だけでなくゴルフ、...</summary>
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      　これまであちこちの部署を異動してきたが、記者としてもプロ野球だけでなくゴルフ、相撲、芸能、事件など多様な取材をさせてもらった。で、いつも痛感させられるのが自分の力量のなさだ。経験を積んではいるが、馬齢を重ねただけ。記者としては、いまだに五里霧中な感じである。
      　では、家庭における役割としてはどうなのだろう。夫としては、妻に「メタボ体型をなんとかしろ」としょっちゅう言われるが、結婚以来１５年以上もつきあってくれているのだから、まあ、合格なのだろう。

　父親としても、中学生の長女に「メタボ体型をなんとかして」としょっちゅう言われるが、多感な時期に口をきいてくれるのだから、まあ、合格なのだろう（と思うことにしている）。しかも、小学生になったばかりの息子は、私が広島へ帰るときにはいつも、泣いて見送ってくれる。親バカを承知でいうと、とってもかわいい。

　先日、広島にもそんな親バカなパパがまた一人、誕生した。９月２０日に第１子である長男・慶馬くんを授かった赤松だ。生まれたときは甲子園遠征中だったが、寛子夫人が入院していたのが大阪府内の病院だったため、デーゲーム後に駆けつけて我が子と対面してきたという。携帯電話で撮った写真を壁紙にして、夫人から送られてくる写真付きメールを見ているとか。「すごくかわいいですよ」と目尻を下げる表情は、まさにパパの顔。これからは、子供の成長も楽しみになる。父親となったことでより野球にも打ち込めるに違いない。おめでとう。

　ウチのとってもかわいい息子は、先日も泣いて見送ってくれた。が、子供の成長が早いのを忘れていた。「なあ、そのメタボ体型、なんとかしぃや」。息子よ、オマエもか…。
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   <title>野球への真摯な姿勢がイチ流の証し：酒井俊作</title>
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   <published>2009-09-15T10:54:46Z</published>
   <updated>2009-09-15T10:55:33Z</updated>
   
   <summary>　薄暗いセーフコフィールドでグラウンドキーパーが芝刈り機に乗り、濃緑のフィールド...</summary>
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      　薄暗いセーフコフィールドでグラウンドキーパーが芝刈り機に乗り、濃緑のフィールドを刈っている。その隣で、イチローは黙々とダッシュを繰り返す。まだ午後２時前。プレーボールの５時間前だった。誰もいないスタジアムで足首を回し、屈伸し、座ってストレッチを行う。眠っていた体の細部に魂を吹き込むように、入念に、実に丹念にルーティンワークをこなす。
      　マリナーズのイチローがメジャー史上初の９年連続２００安打を達成し、３年前の光景が私の脳裏をよぎった。０６年６月に、約３週間の日程でメジャー取材に赴いたことがあった。そこで初めて見たヒットマンは「準備の人」だった。ストレッチの順序は毎回同じ。フリー打撃でバットの芯を外さない打撃技術はもとより、試合に臨むための真摯な姿勢が印象的だった。

　「チビは、じっとしておれない性分だからね」。ブラウン監督が何げなくつぶやいた言葉を聞いたのは、今季の開幕前だった。野球道具のケースに「Ｃｈｉｂｉ」と刺しゅうを入れているのは東出だ。９月９日のヤクルト戦（神宮）では、プロ１１年目で通算１０００安打を達成。「１０００本できると思わなかった。チームが（３位に）２・５ゲーム差に迫ってきているなかでみんなに祝ってもらえて幸せです」と話した。

　身長１７１センチのリードオフマンもまた「準備の人」だ。試合前練習を終えて、ナインがロッカールームでくつろいでいても、早々とベンチに姿を現す。相手チームの練習を眺めたり、素振りルームで鏡と向き合ってスイングしたり、とにかく体を動かしている。マツダスタジアムでナイター試合が行われる際には、午前１１時過ぎからマシン打撃を行う。若手が球場に現れたころには、メニューをひと通り消化しているという。

　内田打撃統括コーチも「追い込まれても打撃ができるようになった。選球眼も良くなっているし、逆方向への対応もね」と成長ぶりを認める。チームに欠かせない主力は、野球に対する姿勢でもまた、ナインをけん引する。
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   <title>「雁木」の如く：高垣誠</title>
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   <published>2009-09-08T08:16:33Z</published>
   <updated>2009-09-08T08:17:04Z</updated>
   
   <summary>　広島に来て、最初に知った言葉は「雁木」（がんぎ）だった。引っ越したついでに広島...</summary>
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      　広島に来て、最初に知った言葉は「雁木」（がんぎ）だった。引っ越したついでに広島市内の名勝「縮景園」を訪れたとき、園内を案内していただいたガイドの方に教えてもらった。雁木とは、階段状になっている船着き場のこと。川の多い広島では、船での往来が盛んで、川のあちこちに雁木が残っている。階段状になっているので、潮の満ち引きによって水位が変わっても乗り降りしやすい。雁木を乗降場所とする水上タクシーもあるという。
      　話は変わるが、９月２日、１１年目の野手・井生が２年ぶりに１軍昇格を果たした。由宇での２軍戦に出場中に昇格を告げられ、試合途中で１軍が戦うナゴヤドームへ向かった。広島から名古屋へ移動するのに時間がかかり、昇格した日は試合開始までに間に合わなかった。５回ごろにベンチに入る慌ただしさだった。

　シーズン途中から加わったフィリップスらとは初顔合わせで「ちょっと新鮮な気分ですね」と苦笑いしていたが、シーズン開幕後に左脇腹を痛めて１カ月ほどリハビリ組にいただけに「やっとという感じ。試合に出たらしぶとく、簡単には終わらないというところを見せたい」とようやく訪れたチャンスに燃えていた。

　結局、代走から守備固め、代打で２打席凡退と２年ぶりの１軍でのヒットは記録できないまま、３試合の出場で９月７日に再び登録を抹消された。

　でも、まだチャンスはある。クライマックス・シリーズ出場の可能性も消えておらず、それこそ雁木のように水位（順位）の変動によって必要とされる選手も変わってくるはず。しっかりと準備して、そのときを待ってほしい。
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   <title>逆転ＣＳの夢は終わっていない：酒井俊作</title>
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   <published>2009-09-02T03:46:18Z</published>
   <updated>2009-09-02T03:46:35Z</updated>
   
   <summary>　早いもので、もうすぐ１年がたつ。昨季は阪神を追いかけ、歴史的Ｖ逸を目の当たりに...</summary>
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      　早いもので、もうすぐ１年がたつ。昨季は阪神を追いかけ、歴史的Ｖ逸を目の当たりにした。決して自分がプレーしているわけではないが、取材を通して痛感したのは、勝負は非情だということだ。必死に戦っても空回りし、策を施しても実らない…。力は奪われ、のろわれ、目に見えぬ何かにとり憑かれ、そして濁流のような巨人の勢いの前になすすべなく敗れ去った。
      　８月の最終日。中日戦を控えた静岡・浜松で、名物のうなぎパイをポリポリやりながら、そんなことを考えた。どうにも、クライマックスシリーズ（ＣＳ）進出ラインをめぐる争いと重ね合わせずにいられないのだ。大先輩の記者に言われたことがある。「いまはええよ。ＣＳがあるから、紙面で遊べる。昔ならとっくに消化試合や」。借金２ケタに膨らむ５位の広島もまた、３位浮上の可能性が消えていない。すべてヤクルトの大失速によるものだ。

　８月４日には最大１３ゲーム差まで開いたが、そこからジワリと詰め寄り、９月１日を終えて６ゲーム差まで縮めた。後半戦をみるとヤクルトは９勝２１敗（９月１日現在）と振るわず、リーグ最下位の成績だ。カープが大型連勝したわけでもないのに、約１カ月で７差も減っている現状がある。

　ならば…。９月の戦いぶりが、カープの命運を決める。ブラウン監督も口癖のように「１日１日を大切に戦うだけだよ」と話す。ＣＳという新制度が、一風変わった緊迫感をもたらしており、本当に何が起こるか分からない－。真弓阪神だけでなく、カープも追走する。９月初戦。中日とのシーソーゲームを制した浜松から逆襲が始まれば…。コイだけれど、ここはいっそのこと、うなぎのぼりしてもらいたい。
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   <title>母校の４強が青木高のカンフル剤：高垣誠</title>
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   <published>2009-08-26T03:27:21Z</published>
   <updated>2009-08-26T03:27:40Z</updated>
   
   <summary>　中学生の頃、夏休みによく見ていたテレビといえば、夏の甲子園だった。ただし、家で...</summary>
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      　中学生の頃、夏休みによく見ていたテレビといえば、夏の甲子園だった。ただし、家でだらーっと過ごしながら、である。それでも白熱した試合展開になると、思わず見入っていたことをよく覚えている。高校生になると、自分たちと同年代の選手がプレーしていることで、より親近感をもった。
      　高校を卒業した後は、甲子園をテレビ観戦する習慣はなくなった。１日中ごろ寝してられなくなったからだ。でも、そんなときに母校が甲子園に出た。はっきりいって愛校心あふれる人間ではないが、出れば勝って欲しいと思う。

　プロ野球の世界には、それこそ星の数ほど元高校球児がひしめいている。この夏、広島でも母校の活躍を喜んだ選手もたくさんいた。今夏ベスト４だった県岐阜商のＯＢ、青木高もその一人だ。

　６月末に岐阜遠征があった際には、長良川球場に久々にがい旋し「甲子園出場もここで決めたんです。懐かしいですね」と話していたが、母校の出場が決まると、先輩の石原らとともに差し入れもした。甲子園で勝つと「自分も刺激にして頑張りたい」と話し、午前９時に起床して母校の後輩たちの奮闘ぶりをテレビ観戦したこともある。

　県岐阜商は４強に進んだが決勝には届かなかった。青木高も時を同じくして、阪神戦でバントしようとした際に利き手の左手人差し指に投球を当てて負傷、現在は出場選手登録を抹消中だ。先日、大野室内練習場で会ったが、思ったより軽症だったためか、それとも母校の躍進に刺激を受けたためか、その表情は明るかった。
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   <title>８月６日の誓い：酒井俊作</title>
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   <published>2009-08-17T12:43:21Z</published>
   <updated>2009-08-17T12:45:56Z</updated>
   
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      　広島に赴任して、初めての夏が来た。先日、流川の和食屋にいたとき、誰ともなく、８月６日の話題になった。「広島では小学生はみんな折り鶴を折れるんだよ。平和学習でビデオを見たりもするからね」。６４年がたった。その日は、北海道遠征から戻り、マツダスタジアムの内野自由席にいた。蒸し暑い夜。約２０００個のキャンドルが、長い光の帯を作っていた。
      　『８・６　ピースラインメッセージ』を企画した広島市立大学の塩水賢太郎さん（２１）は「去年、広島市民球場のドキュメンタリー映画を作って、広島の復興のシンボルだと知ったんです。マツダスタジアムに移っても象徴であること、この場所にもつなげることが大切だと思いました」と説明した。映画『Ｈｏｍｅ～大学生が見つめた広島市民球場～』は、広島市民球場の歴史を追ったもので、建設に携わった関係者、グラウンドキーパー、アナウンス係などへのインタビューで綴られている。「栃木出身なのですが…」と話す塩水さんもまた、広島の地で住むうちに平和への思いを強くした。

　キャンドルに火をともしたカープのルーキー岩本も言う。「忘れてはいけないこと。次の世代に伝えていかないといけないし、こういうことは二度とあってはいけない。平和のなか、環境も整っているなかで野球をできて感謝しないといけない」。広島出身で、小学生のころから市民球場を訪れた。中学生のころは、隣り合う平和記念資料館にも足を運んだ。「資料館に行けば、一番よく分かると思います。８月６日は、特別な日です」。亜大進学のため、東京に引っ越しても黙とうは欠かさなかった。

　取材を終え、元安川を通ると「とうろう流し」が催されていた。ほんのり灯もるとうろうが川面に映る。ゆるやかに漂い、移ろい、海ではなく、山のほうへと流れていった。
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   <title>故障選手、確実に復帰の階段を：高垣誠</title>
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   <published>2009-08-12T07:26:49Z</published>
   <updated>2009-08-12T07:27:15Z</updated>
   
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      　正直なところ、単身赴任はわびしい。ナイターの取材を終わって自宅に戻っても、迎えてくれる家族はいない。一人で摂る夕食は外食ばかりでワンパターンになりがち。止めてくれる人もいないので、ついつい酒量も増えてしまう。家族との長電話もいまや日常的になってきた。気楽な一人暮らしとうらやましがられることもあるが、とてもそんな気分ではない。おおげさだが、一人でやり抜くにはそれなりの気力が必要なのだ。
      　ケガをして戦列を離れた選手も、復帰へ向け一人で不安と戦っている。

　２年目左腕の篠田もその一人だ。プロ初完封を挙げ、２勝目も早々にゲット。順風満帆のスタートだったが、左肩の痛みを訴えて５月初旬に出場選手登録を抹消された。以来、８月になっても１軍に戻ってきていない。

　正確に言えば、６月初旬に２軍で実戦に復帰はしている。しかし、数度の登板での投球内容が満足のいくものではなく、再び肩の痛みを感じたことから現在はリハビリ組が調整する３軍にいる。「２軍ではスピードもキレも総合的に物足りなかった。肩の痛みは今はあまりないですが、焦らずにやります」と篠田。

　押しも押されもしない実績の持ち主ではない。今季は１軍での登板機会をモノにして、先発投手としての地歩を固めたかったはずだ。早く１軍に戻りたい気持ちを抑え、肩を万全にすることに専念する。回り道でもそれが近道。自分にそう言い聞かせるのは難しいだろうと思う。

　篠田だけでなく、故障した選手には、コーチやトレーナーら周囲の協力を得ながら、確実に復帰の階段を上ってほしい。
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   <title>ブラウン監督版「今そこにある危機」：酒井俊作</title>
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   <published>2009-08-05T04:52:55Z</published>
   <updated>2009-08-05T04:58:17Z</updated>
   
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      　「今そこにある危機」は俳優ハリソン・フォードふんするＣＩＡ情報官を描いたハリウッド映画だった。
      　唐突だが、カープの戦いぶりを追いかけていて、最近ふと浮かんだのが冒頭のフレーズなのだ。クライマックスシリーズ進出が厳しい情勢のなか、ブラウン監督は上位浮上に向けて、あらゆる策を繰り出している。

　８月２日の横浜戦。同点で迎えた延長１０回表に送り込んだのは、新人の小松だった。指揮官は「相手の打順を見て、永川をクリーンアップと対戦するまで取っておきたかった」と説明。休養日だった横山を使えずとも、守護神永川をつぎ込むことはできたはずだ。延長戦では、力量の勝る投手から優先的に起用するのが勝負の王道。下位打線相手とはいえ、永川がピシャリと抑え、勢いよく攻撃に移ることはできなかったか。

　ブラウン監督のいう「クリーンアップ」と対戦するのは、小松がもし３者凡退に抑えていれば延長１１回表以降になる。そこに延長１０回裏で試合を決めるという「攻めの姿勢」があったなら、また違った選択肢もあったのではないだろうか。

　こんなこともあった。７月２０日の中日戦。１点を勝ち越した直後の８回裏、代打を送られた石原に代わってマスクをかぶったのは１２年目の倉ではなく、３年目の会沢だった。ワンプレーが勝負の行方を分ける試合終盤。しかも、１番井端からの好打順だった。この回に２失点して逆転負けした試合後、指揮官は「会沢の肩で盗塁を防ぐ意図があったんだ。井端が一塁にいれば打席も荒木だし（盗塁を）仕掛けてくるだろうから」と振り返った。そこからは、まず井端を抑えることよりも、出塁したことを想定しているというニュアンスが多分に含まれている。

　指揮官の胸中に宿っていたのは『危機管理』の意識だろう。確かに、事態を先読みし、あらゆるリスクを想定した上で、タクトを振るうのはリーダーに必要な資質だと思う。慎重さと大胆さを使い分けるバランスは難しいが、しかし、二つのケースからは、危機管理にとらわれ過ぎた「守りに入った采配」といった印象が否めない。せめて、前のめりに倒れてほしい。勝負事で大切なのは攻める姿勢であり、そこから士気も高まってゆく。いまを乗り越えなければ、未来はやって来ないのだ。
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   <title>悪い時にこそ個々の役割徹底を：高垣誠</title>
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   <published>2009-07-30T07:46:05Z</published>
   <updated>2009-07-30T07:46:46Z</updated>
   
   <summary>　勝てないときは、なにもかもが悪循環してしまうものだ。打つ手が裏目に出て、それが...</summary>
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      　勝てないときは、なにもかもが悪循環してしまうものだ。打つ手が裏目に出て、それが余計にムードを悪くしたり…。今の広島の状態がまさにそう。オーダーをいじったり、若手を抜てきしたり、ブラウン監督も手を変え品を変えて策を講じているのだが、うまくいかない。打てない打線が打つと、そういうときに限って投手陣が打ち込まれたり、守備がミスをしたり。投打がかみ合わないから泥沼から抜け出せない。
      　監督は前半戦終了前に、選手を集めてミーティングをしている。そこで強調したのは「自分ができる範囲以上のことをしようとしない」ということ。勝てないため各選手が自分の実力や役割以上のことをしようとして、逆の結果が出ているというわけだ。だから実力、役割通りの「安定感のあるプレー」を求めた。

　こんなことも言った。「自分のことを変えようとするのと、修正しようとするのとは全然違う。変えようとする選手は自分の実力を理解していない。自分の力を分かっている選手は、その範囲内で修正しようとするものだ」。

　スランプに陥った選手が、あれこれと悩んでフォームを変えたりすることはよくあるが、打てないからと自分のスタイルまでもをいじるのは危険だという指摘だ。

　言っていることは正しいと思う。ただ、プレーするのは選手。選手が指揮官の意図を理解して実践してこそ、よい結果が出るというものだ。その大事な部分が、一番不足しているのではないか。真夏の日差しにヘトヘトになりながら、ちょっと心配しているのである。
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   <title>心もタフな３年目会沢：酒井俊作</title>
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   <published>2009-07-23T12:16:02Z</published>
   <updated>2009-07-23T12:19:18Z</updated>
   
   <summary>　７月中旬に入って、恐ろしいペースで負け続けている。前半戦ラスト１２戦は１勝１１...</summary>
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      　７月中旬に入って、恐ろしいペースで負け続けている。前半戦ラスト１２戦は１勝１１敗…。クライマックスシリーズ進出への希望は薄らぐ一方だが、明るい光もある。プロ３年目の会沢翼捕手が１軍に抜てきされ、素質の高さを示している。
      　思い切りのいい打撃、ヤクルトの俊足福地や青木を刺した強肩…。何より頼もしいのは、心のタフさだ。７月１８日ヤクルト戦。同点に追いついた直後の８回２死二塁。打てば決勝タイムリーの場面で敬遠された。「おいしいなと思っていたのに…。お立ち台も見えたなって…。打ちたかったです」と冗談を飛ばす。勝負の行方を決める場面でも物おじすることなく、奮い立つ姿は頼もしい限りだ。堂々たる立ち居振る舞いからは、２１歳という年齢以上に大人びた印象すら与える。

　「１軍って疲れが全然違うと言われていたけど、フルに出ると、やっぱり違います。とにかく経験です」

　７月１５日横浜戦では、プロ初の先発マスクもかぶった。打者の癖、投手の球筋や配球…。把握すべき情報量は２軍に比べてはるかに多い。欠かさない日課がある。試合時には、気づいた点をメモに取る。終了後、寮の自室に戻ると、球団別に分けたノートに要点を整理する。「あとでノートを見直して『そうだったな』と確認できる。覚えきれないので、まとめ直すようにしています」。日々の積み重ねが血となり肉となる。

　試練を味わったのは、７月２０日の中日戦だ。１点勝ち越した直後の８回裏。正捕手の石原はすでに交代していた。責任重大な終盤に起用されたのは経験豊富な倉ではなく、若い会沢だった。土壇場で同点に追いつかれ、さらにシュルツの暴投を止め切れず、三走に決勝のホームを許し…。問いに対して「そうですね、ハイ」と相づちを打つのが精いっぱい。絞り出すように「僕の責任です…」と言い残すと、バスへと消えた。

　これもまた、誰もが通るべき道なのか。かつての名捕手・野村克也（現楽天監督）は「地位が人を築く」と話す。１試合を守り切る難しさが確かにある。敗北の責任を一身に背負い、悔しさに暮れた名古屋の夜。壁を乗り越えた先に、何かがある。会沢はいつものように、ノートにペンを走らせていた。
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